終身雇用制度を見直す会社が増えている現代において、安定感に定評のある専門職は人気の高い職業となりつつあります。
そんな中で専門職へ就くために、資格取得を目指す人も増えてきています。
「測量士」や「測量士補」も人気のある資格の1つですが、これらの資格を取得をしようとする際に気になるのは、やはり合格までに必要な勉強時間ではないでしょうか?

測量士になりたいけど、どのくらいの勉強時間が必要なのかな?

測量士補だったら測量士よりも少ない勉強時間で合格できるかな?
本記事では、上記のような疑問を解消すべく、測量士や測量士補に合格するための必要な勉強時間を中心に、効率の良い勉強方法などもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
測量士・測量士補の試験内容とは?
測量士と測量士補は、名前は似ていますが試験内容や難易度は大きく異なっています。
どちらの試験も測量に関する知識を問われることに違いはありませんが、測量士の試験の方がより専門的で高度な知識を問われるものとなっています。

当然、測量士か測量士補かによって、合格に必要な勉強時間や効率のよい勉強は大きく変わってきます。
ここからは、まず測量士・測量士補それぞれの試験内容について具体的に解説してきます。
測量士の試験内容とは?
測量士の試験は、マークシート方式の午前試験と記述方式の午後試験があり、1日に2回試験を受ける必要があります。
また、全体を通して以下の9つの分野から問題が出題されます。
- 測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
- 多角測量
- 汎地球測位システム測量
- 水準測量
- 地形測量
- 写真測量
- 地図編集
- 応用測量
- 地理情報システム
測量士試験は午前の部700点満点、午後の部700点満点の計1400点満点中910点以上を獲得すれば全員合格となる相対評価の試験です。
しかし注意点が1つあり、午前の部の試験で400点以上を獲得しないと足切りとなってしまい、その時点で不合格が確定してしまいます。

相対評価の試験なので、いかにして既定の合格点を超えるかが鍵になります。
測量士補の試験内容とは?
測量士補の試験は、測量士とは異なり全て択一式の問題で、3時間の試験が1回のみ行われます。
問題は、以下の8つの分野から全28問が出題されます。
- 測量に関する法規
- 多角測量
- 汎地球測位システム測量
- 水準測量
- 地形測量
- 写真測量
- 地図編集
- 応用測量
測量士と似たような分野が多いですが、測量士の試験ほど複雑な計算問題は出題されないので、高度な計算ができなくても大きく問題はありません。
また、合格点に関しては測量士試験と同様に相対評価の試験で、700点満点中450点以上を獲得すれば合格となります。
測量士・測量士補の合格に必要な勉強時間とは?
ここからは、測量士・測量士補それぞれの合格までに必要な勉強時間について見ていきましょう。


どちらの試験にも言えることですが、専門知識の有無や、数学知識(計算能力)の有無によっても、大きく勉強時間は異なってくるので注意が必要です。
測量士の合格に必要な勉強時間はどのくらい?
測量士に合格するためには、最低300時間は必要だと言われています。
つまり、1日1〜2時間の勉強をする場合、半年〜1年程度の期間が目安の勉強期間です。
ただ、文系出身で数学知識が全くない人や、独学での試験勉強に慣れていない人は、約500時間程度の勉強をしなければなりません。
測量士補の合格に必要な勉強時間はどのくらい?
測量士補に合格するためには、100〜200時間程度の勉強時間が必要だと言われています。
つまり、1日に1〜2時間程度の勉強時間を確保できるなら、3ヶ月〜半年程度の期間が目安の勉強期間です。
数学の知識をある程度持っている人であれば、30〜50時間程度で合格する人もいます。
測量士・測量士補の合格へのおすすめ勉強法
測量士・測量士補は試験範囲が広く、なにも考えずに勉強を進めていては、なかなか合格することができません。
そのため、資格の特徴にあった工夫をしながら勉強を進めていくことが、合格への近道となります。

測量士と測量士補は、試験の難易度や問題量が大きく異なっているため、それぞれの資格に分けておすすめの勉強法を紹介していきます。
測量士の合格へのおすすめ勉強法
測量士の試験は、難易度が高く勉強時間が長期に及ぶ場合がほとんどです。
そこで、効率よく勉強を進めるには、下記のようなポイントを抑えるのが得策と言えます。
- 学習スケジュールを立てる
- 午前の部の対策として、過去問を繰り返し解く
- 午後の部で選択する分野をあらかじめ絞っておく
予めスケジュールを立てておくことで、モチベーションの維持にも繋がりますし、自分の学習進捗が把握しやすくなります。
また、午前の部の試験は過去問から似たような問題が出題されることが多いので、繰り返し過去問を解くことで安定して得点できるようにしておくべきでしょう。
午後の部の試験は、1問の必須問題と4題中2問を選択する選択問題が出題されるので、早い段階でこの選択問題で何を選ぶかを決めておき、特定の分野に絞った学習を進めるのが得策です。

毎年の選択問題は、国土地理院のHPに掲載されているので必ずチェックしましょう
測量士補合格へのおすすめ勉強法
測量士補は測量士の試験に比べると易しいと捉えられがちですが、計算問題も数多く出題されるので文系出身者や数学が苦手な人には、決して簡単な試験ではないと言えるでしょう。
そこで、初心者が測量士補の勉強を効率よく進めるには、以下のような点がポイントとなってきます。
- 過去問をできるだけたくさん解く
- 早めに計算問題の公式を暗記する
測量士補の問題は、過去問からの焼き直しが非常に多い資格試験です。
そのため、早い段階から過去問を使用したアウトプットを行うことで、より実戦に近い方法で効率よく勉強を進めることができます。
また、測量士補の試験で鍵となってくるのは計算問題です。
公式は必ず全て暗記し、早い段階で使いこなせるレベルにすることができれば、合格にグッと近くことは間違いないでしょう。

最近では、無料で利用できる学習アプリも充実しているので、移動時間などのスキマ時間を上手に使っていきましょう!
まとめ
ここまで測量士と測量士補に合格するために、必要な勉強時間を中心に解説してきました。
事前知識の差によって多少増減はしますが、測量士も測量士補も非常に多くの勉強時間が必要であるということが理解いただけたかと思います。

資格試験の勉強に慣れていない人や、まとまった勉強時間が取れないという人は、本記事で紹介した勉強方法を実践することで、効率よく合格を目指しましょう。


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